自然薯(山芋)の育て方 ―植え方・病気・害虫・肥料・収穫―
昔から自然薯は栄養価が高く、山からの贈り物と言われるほどでした。
しかし、最近では栽培方法も進化し、畑でおいしい自然薯が栽培できる
ようになりました。
おかげでスーパーや直売所でもきれいな自然薯を手に入れることが出来る
ようになってきました。
そんな自然薯を自分で育ててみませんか。
管理人
自然薯(山芋)の栽培年間作業
自然の恵みを受けてスクスク育つ自然薯は、発芽するに必要
な温度が10℃以上になるので初年は10月から畑の準備に掛か
ります。
【自然薯栽培の年間作業】
・雪が溶けた2月から成熟した自然薯を掘り下げる作業が始
まります。
・3月中旬よりパイプ土の作成に入りますが、市販のものを
利用すると便利ですね。
・4月にはいったら、堆肥を巻いて土を掘り起こしに入りま
す。パイプ土の作成も同時に行い溝を掘って作業をしやす
い状態に作ります。
5月の初旬までに、パイプ溝を作りシートを伏せて順に慣
らしていきます。パイプ埋めが一番時間が掛かり大仕事と
なりますね。串を20?感覚で刺していき土をかけて固定し
ます。
・植え付けは4月から5月が適していますので、この間に植
え付けを終わらせます。
切芋を使うか、ムカゴを大きくした小芋がありますが、切芋
は切り口を乾燥させて植えるのが重要です。
ムカゴから育てる場合には、春に植え付けて翌年収穫したも
のが種芋となります。
・定植は5月からで6月には支柱とネット張りを終わらせます。
下旬には蔓も伸びてくるので、蔓が日焼けしないように遮光
ネットや藁で日焼けを防ぎます。
・収穫は10月下旬から12月までとなりますが、多くは11月下旬
から12月初旬が多くなります。
切芋を使うと6カ月程度で収穫が可能ですので、家庭菜園でも
簡単に栽培が出来ます。種芋は、ホームセンターでも購入が出
来ますので時期になったら良いものを探してみましょう。
スポンサード リンク